犬しつけ教室8


犬のしつけ教室



<< 犬のしつけ教室最終回 >>

 
いよいよ最終回です。これまでしてきた事のまとめをしっかりしましょう。


「ツケ」・・脚側行進



 いつも飼い主の歩調に合わせていますか?
 わざと、犬に合図しないで歩く方向を変えたり、急に曲がったり、歩く速さを変えたり、立ち止まったりして飼い主さんに注意しながら歩いているか確かめましょう。
 これは、散歩中でもいつでも気がついた時にやってみましょう。
 

「待て」

 これからも、色々な場所でさせていきましょう。
 「座れ」の姿勢、時には「立て」「伏せ」など、その時周りの状況に合わせて試してみます。
いつでも落ち着いて待てるようにさせていきます。


「おいで」

 しっかり待たせて、「来い」「おいで」などの合図を一回だけで確実に側に来るようにさせましょう。
 犬が喜んで真っ直ぐに側まで戻って来る事が大切です。
 なるべく側に戻った時は、自分の左側の位置に戻って来るようにさせていきましょう。


 ※アイコンタクト

  家に居るような時に、犬の様子を見て「名前を呼んで」こちらを見るかどうか試して下さい。
  この時も呼ばれて見たら声をかけて褒めてください。
  

 ※「おいで」

  アイコンタクトが上手く出来て、しかも呼ばれた時に飼い主さんの側に寄って来たなら
 そのまま「おいで」と声をかけて、手元まで来させて下さい。
 触れる場所まで来た場合は、声と同時に体を撫でるなどして褒めてあげて下さい。


<最後にポイント>

 「アイコンタクト」「おいで」は一日に一、二回でも良いので、できるだけ毎日練習してみて下さい。 そして上手く出来たなら必ず「心から褒めて」あげてください。
 他にも「タッチング」や「ホールドスチール」も続けてください。
 形にはこだわらず、とにかく犬の体に触れてあげてください。
いつも静かに触れさせているようにさせて、優しく話しかけてあげてください。(暴れたら静かにさせます。)
触れてあげる時間は少しでいいのです。毎日続けることが何より大切です。


 散歩中など犬がリードを引っ張っていこうとする時は、「引き返す」「立ち止まる」などして、とにかく「引っ張っては進めない」という事を犬に覚えさせてください。
行く方向を決めて「先に立って行く」のはリーダーである飼い主さんなのです。


これまでの練習はすべて基本の練習です。
これらの事を普段の生活に応用させてください。
この先、この基本を発展させて色々な訓練を覚えさせる事もできます。


頑張るのは犬ではなく・・飼い主さんです(*^_^*)

 ☆最後まで読んでくれてありがとう☆





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